2010年05月28日

タイジムフィーを語る2

 自分の場合は、ジムがたまたまイラン人経営のジム。

契約について、イラン人達と二日に渡って話し合い、月15000円でジムに住み込み、ボクシングできることになった

ただ、試合の度にがっぽりファイトマネーぼったくられたから、結局は高くついたかもしれない。

で、かかる費用はというと。

なにしろボクシング以外やることはない。

飲食代ぐらいしかかからないけど、一食せいぜい100円ぐらい。

ネットカフェ行ったり、服や雑貨買っても、ジム代、生活費全てコミコミで月30000円もあれば十分だった。

しかもそれぐらいなら、一試合やればファイトマネーで賄える。

つまり毎月一試合やれば生活可能。

日本に残しているアパートや駐車場に払う、無駄な家賃のほうが全然高かった。


posted by kiuchi at 14:50| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイジムフィーを語る

 タイでボクシングやる場合、かかるお金はどれくらいか。

一番かかるのは、意外なことにジム代。

日本だと普通月謝は、ボクシング協会での取り決めにより12000円というのが相場。

物価考えると、タイはせいぜい1000〜2000円ぐらいだろうと思っていた。へたすりゃ数100円かもしれない。

甘かった。

確かにタイ人はそのぐらいかもしれない。

でも外国人を、そんな金額でやらしてくれるジムなんて、どこにもなかった。

で、いくらかというと、20000〜30000円/月以上。

高い。日本の倍。最初に想像していた10倍以上。

さらにジムに住み込み、合宿でやろうとすると、50000円/月以上〜。

甘くない。

現地での生活費などは、大したことない。


posted by kiuchi at 14:07| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月03日

海外遠征14

 日が落ちかけてきた頃、午後の練習が終わる。

今日も一日終わった。ここからがゆっくりくつろげるプライベートタイム。

他のジムの仲間達を横目に、さっさとシャワー浴びてジムを出る。たまには一緒にだらだら楽しく話し込んでいることもあった。でも本当はみんなとつるんでるより、早くジムを離れて一人になりたかった。

いつもジム周辺をぶらぶらする。
もうジム周辺はやたら詳しい。
あの屋台の朝だけ売ってる豆乳使ったお粥が朝食にぴったり、あっちの屋台のチャーハンは野菜多くておいしい、あそこの屋台の麺類は種類豊富、夜になるとあの辺に売りに来るアイスやコーヒーがうまい、あそこは夕方から雑貨、服などの路上マーケットになる、ゆっくりコーヒー飲みながら読書するならあの店やこの店、などなど。
顔見知りになってる人も多い。

いつも本を片手にうろついて、夕食とった後は、静かな場所でコーヒー飲みながら読書で落ち着いた。



posted by kiuchi at 11:41| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月31日

海外遠征13

 早朝いつものように目が覚めた。
ここはタイのバンコクにある某ジム。もう自然にこのジムに泊まり込みしている者の中で、一番早く起きる習慣がついた。

この部屋は大体6畳ぐらいの広さ。床はコンクリート。その上に古い黄ばんだマットが置いてあり、そこが寝床。

すぐ起き上がり、シューズ履いて軽くストレッチする。まだ頭の中は寝ぼけている。
サンドバッグ、リングの脇を通り抜けて、まだ眠っているジムを出発した。

もう少し時間経って太陽がガンガン照りだすと、ロードワークなんてとてもじゃない。頭朦朧としてきて、歩いてるのか走ってるのかわからなくなる。

朝からけっこう交通量の多い、いつものコースを走る。
ジムの周りはいいロードワークコースがなくて、大通りを車の排気ガスにまみれながら走っている。他のみんなもそうしてる。

一時間弱ぐらいの周回コースを一周してジムに戻る。
そのまますぐに、ゆっくり時間かけてストレッチ。この間に息を整え、体力を回復させる。

それから朝のジムワーク、シャドー開始。



posted by kiuchi at 13:08| Comment(2) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月30日

海外遠征12

 とにかくこうなったからにはしょうがない。日本語通訳のいる病院に行った。
病院とは思えない、ホテルのようなところだった。一回にはいろいろな飲食店が入ってる。スターバックスもある。本当に病院か。
レントゲン撮って通訳とおして説明されて湿布や薬出された。結局コルセットして安静にしてろということ。しばらくは運動なんてとんでもないとのこと。
もう絶望。
安静にしてればいいなんて言われなくてもわかってる。それができるんならやってる。それどころかもうすぐ10ラウンド戦わなきゃいけないんだよ。
誰が何と言おうと、もうやるしかなかった。

posted by kiuchi at 23:50| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海外遠征11

 試合近づいてくると、焦りというかプレッシャーに負けてオーバーワークになってきた。
いつも相手はかなり強くてこっちはかませ犬。だからといって負ける気はない。
やっぱり怖い。負けたくない。
恐怖を紛らわすために練習する。走り込む。だんだん腰に違和感覚えるようになってきた。
おかしい。やばいかもしれない。
少し走り込みやめた方がいいとはわかっていても、休むのが怖い。日に日に試合は近づいてくる。今まで腰痛は経験したことなかったから、甘く見ていたのかもしれない。
ある日とうとう腰に激痛が走った。立てない。動けない。初めての経験だった。しかもここは異国のタイ。
どうしよう。不安。
posted by kiuchi at 13:47| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

海外遠征10

 朝のロードワークはいいけど、午後の練習前にももう一度ロードワークする。午後3時ぐらい。
これが最悪。
排気ガスまみれになるのは朝も昼も一緒。だけどバンコクの午後3時といったら、じっとしているだけでもぶっ倒れるんじゃないかというぐらいの炎天下。日本の真夏の昼と同じかそれ以上。真冬の日本から来た自分にとって、これは体に悪い。そのうち慣れるだろうかと思いながら毎日走り続けても、いつまでたっても辛いもんは辛い。
ロードワークから帰ってジムワークを開始する。頭ボーとしてフラフラ。バンテージをゆっくり巻き、ゆっくりストレッチする。なんとかこの間に体力回復させなければならない。
posted by kiuchi at 18:30| Comment(1) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月26日

海外遠征9

 バンコクはロードワーク事情最悪だった。
ジムの周辺にまともに走れる所がない。一緒にジム住み込みしてる連中はどうしてるかというと、車がやたら多いジム周辺の道路を排気ガスまみれになりながら走ってる。しょうがないから自分もそうした。
歩道も一応あるけど、走れるようなしろものではないので車道を走る。これが怖い。横を車がびゅんびゅん走って行く。
いつか轢かれるんじゃないか。
排気ガスを吸いまくって走って、逆に体に悪そう。
そう思いながらも毎日朝と午後の練習前には機械のようにひたすら走っていた。
posted by kiuchi at 23:14| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

海外遠征8

 ルンピニーで観戦してると、プログラム前半に出ている選手は子供にしか見えない。実際、日本なら中学生以下の年齢だろう。
またそれがうまい。強い。日本のキックのチャンピオンに勝てると思う。
もしこんなのが日本の中学に入って、無敗無敵の番長に呼び出されてタイマン勝負したら確実に秒殺してしまう。
それにしてもほとんど判定だし、試合前の儀式も長くて飽きてきた。これもテクニックなんだろうけど、組み合っている時間長い。やっぱりボクシング的なものを期待しているとつまらない、退屈になってくる。
やっぱりボクシングとムエタイは全く別物。野球とサッカーぐらい違う別物。
マネージャーはWBAライト級1位に4RKOで負けた。これだけムエタイじゃなくてボクシングの試合だった。でも自分にとってやっぱりこれが一番面白かった。

posted by kiuchi at 13:17| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海外遠征7

 タイのジムでイラン人達と一緒に生活した。
彼らは逞しかった。
マネージャーがムエタイ(タイ式ボクシング)の試合持ってくれば出て、ボクシングの試合持ってくれば出て戦っていた。
マネージャーもひどいなと思いきや、彼自身も戦う。というより一番戦っていた。
ムエタイはもちろん、ボクシングで世界ランキング1位ともやった時がある。
この時はルンピニースタジアムに応援に行った。
有名なムエタイの殿堂ルンピニースタジアム。こことラジャダムヌンスタジアムの認定チャンピオンは世界一強い。それも格が違う強さ。
ただし重量級は層が薄くあまり強くない。軽量級の話。
K−1で軽量級がないのは、ルンピニーやラジャのタイ人が出てきたら終わりだから。という噂もある。
posted by kiuchi at 12:28| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

海外遠征6

 カンカンカンカン。最終10ラウンドの終了ゴングが鳴った。
判定が読み上げられる。といってもタイ語だから何いってるのかわからない。
相手の手が上げられた。マスコミがリングになだれ込んできて勝者を囲んでいる。
それを横目にリングを下りて控室に帰った。
posted by kiuchi at 23:46| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海外遠征5

 第一試合はなかなか始まらない。試合前の儀式が長い。たくさんのゲストの紹介や国歌演奏など、とにかく長い。
ウォーミングアップしながらたまにリングの方をチラ見してたら、ようやくゴング鳴り始まった。
と思ったら、よく見てなかったけど2ラウンド目ぐらいでヨーナサンのKO勝ちでいつの間にか終わってた。相手はフィリピン人のかませ犬っぽかったけど、早過ぎ。
第二試合の選手は急いで用意してリングへ出て行った。
アジアタイトルかかったタイトルマッチ。チャンピオンのタイ人はいかにも強そうな精悍な面構え。挑戦者のフィリピン人はずんぐり体型で、腹には脂肪ついてるのがわかる。完全にやられ役で呼ばれたんだろう。これもまた試合前儀式が長かったけど、試合開始のゴング。
が鳴ったと思ったら、1分も経ってないんじゃないだろうか。カウント10。1ラウンドKO。
でなんと挑戦者がタイトル奪取。えっ!なんだそれ!
ていうかやばい、そんなことより次自分の出番だ。
posted by kiuchi at 12:36| Comment(1) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月16日

海外遠征4

 観客取り囲む中心にでーんと屋外特設リングが君臨している。 
人ごみを掻き分け控室入りした。控室といってももちろん屋外。周りは自分とイラン人マネジャー以外が全員タイ人。みんな敵に見える。実際そうだろう。
たくさんのゲストも来ている。元世界チャンピオンなど。日本でもおなじみのタイの英雄、カオサイギャラクシーの姿もあった。控室に来て、日本語で「がんばって」と握手求めてきてくれた。本当ならこんな光栄なことないはずなのに、試合前のいつものナーバス状態に陥っていたためそれどころじゃなかった。一応機械的に握手返しただけ。もったいない。
そろそろ選手達が準備し始めた。全4試合のうち自分は3試合目。
ゲストとばかり思っていた元世界チャンピオンのヨーナサンも準備してる。トップの第一試合だという。試合するのに何でホテルにいたときから全然緊張感なかったんだろう。余裕でリラックスしまくってた。考えられない。
いよいよ開始時間。ヨーナサンはリラックスしたままリングへと歩いて行った。
posted by kiuchi at 12:03| Comment(1) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

海外遠征3

 試合会場はここから車ですぐだという。昼前に出発だというからまだまだ時間ある。
もう一度寝ようと思い、ベッドに横になった。
一人になって落ち着くと試合の恐怖が襲ってきた。血の気引きまくって眠るどころじゃない。たまらず外に出て、また部屋に入ってを何度も繰り返した。そんなことしてるうちに時間が迫ってきた。
車数台でスタッフ、選手達みんな会場へ向かった。
道路の他はジャングル以外何もない田舎。こんな人っ子一人いないような所で試合するなんて信じられなかった。
車は幹線道路を外れて舗装されていない道に入った。すると広い原っぱのような空間にものすごい人人人。どこにこんな人がいたんだ。ウボンラチャタ二ーだけじゃなく周辺地区全ての人がここに集まってきたんじゃないかと思った。数え切れないほど屋台が出てる。食べ物、雑貨、洋服。盛大なお祭りのようだった。全てこのボクシング興行の盛り上がりだった。
posted by kiuchi at 12:10| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海外遠征2

 朝目覚めて、目をこすりながら外へ出た。
パーっと明るく開けた絶景に目を奪われた。
このホテルは景色見渡せる高台にあった。
目の前に大きな川が流れている。その向こう側には大自然が広がる。見たこともないような幻想的な光景に見とれてしばらく動けなかった。
なんだここは。いったいどこなんだ。夢みたいな絶景。
試合のセコンドについてくれるイラン人のマネージャーが起きてきた。
この川は国境で、向こうはラオスだと言う。ここはウボンラチャタニーという所らしい。
いったいどの辺なのかさっぱりわからなかったけど、とにかく何だかすごい所まで来てしまった。
posted by kiuchi at 09:21| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海外遠征

 バンコクのラジャダムヌンスタジアムで朝、公式計量が行われた。
計量後、そのままミニバスで試合会場に連れて行かれる。試合は明日だから、会場は遠いんだろう。どこなのか見当もつかない。おまけに誰と何回戦を戦うのかもはっきりしない。でもなるようになるしかない。
車に乗っているのは好きだから苦にならない。試合の恐怖、緊張から気も紛れる。何時間かかってもいい。むしろすぐ着いてほしくない。できればずっと着いてほしくない。できれば逃げたい。
バスはタイの田舎を走り続けた。どんどん移り変わる南国の風景。ずっと見ていたいと思った。その期待に答えてくれてなかなか着かない。もうこのまま一生辿りつかないでほしかった。たまに試合があるという現実に帰るとスーっと血の気が引いた。途中度々休憩や食事で停まるのは気分転換になり良かった。夜になってもまだまだ走り続ける。
夜もだいぶ遅くなり、うとうとしてた深夜にバンガローのようなホテルへ到着した。周りは街灯もなく真っ暗。あまりにも眠くて、フラフラ部屋へ入りそのままベッドに倒れこんだ。なんだか異様に疲れてた。
posted by kiuchi at 00:45| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする