2020年10月28日

天国から地獄へ

先日、初めて電動アシスト自転車に乗った。

レンタサイクルで。

どんなもんなのか、ちょっとドキドキワクワクしながらペダルを踏んだ。

うお、効いてる。

アップダウンの激しい山道だけど、これなら楽ちんだ。

これはすごい、いいぞ、欲しい。

快調に飛ばす。

どこまでも行けそうだ。

こんな坂をこんなスピードで、涼しい顔してスイスイ自転車で登っていくなんて、生まれて初めての経験だ。

ヘルメットいらないし、違反切符を切られることもないから、原付よりいいんじゃないか。

そして、今乗っているこの自転車がかっこいいというのが、さらに気分を盛り上げる。

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が、超快適サイクリングを楽しんでいたら、一気にペダルが重くなった。

え、どうしたんだ。

明らかに電動アシストされなくなっている。

重い。

なぜだ。

ようやく気づいた。

バッテリー切れということに。

そんなこと考えもしなかった。

一日ぐらいフルに使っても、大丈夫なもんだと思っていた。

浅はかだった。

でも救いは、バイクのガス欠とは違うことだ。

電気のアシストがなくなっただけで、ただの自転車になっただけ。

漕げばいい。

しかしここから帰るのに、10キロ以上のアップダウン激しい山道を行かなければならない。

覚悟を決めて漕ぎ始めた。

なまった身体にはきつい。

地獄だった。

何度も自転車から降りて、押して歩いた。

下りで乗って、上りで降りて押すの繰り返し。

電動アシストが、どれだけ偉大なものだったかというのが実感できた。

なんとかレンタサイクル屋にたどり着いた時には、もう全ての気力、体力を使い果たしていた。

最後の力を振り絞って、何事もなかったかのように涼しい顔して、「ありがとうございました!」と言って返した。

店を出て、見えなくなるまで離れてから、へたり込んだ。

「燃えたよ 真っ白に 燃え尽きた」



東村山市栄町1-2-12 3F
久米川木内ボクシングジム
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posted by kiuchi at 09:07| 日記 | 更新情報をチェックする