ソーダ水を港の方へかざすと、その中を貨物船が通っていった。
向かいにはY氏。
私 「今日は暑いですね。10月も半ばだというのに夏のようです。」
Y氏 「一週間前のタイと変わりませんよ。」
私 「ああ、もう細山さんプロデビューから一週間経つんですね。」
Y氏 「ホントに今でも、夢だったのか現実だったのか曖昧になります。」
私 「タイは毎日洪水のニュースが流れてきますが、行ったときは大丈夫でしたか?」
Y氏 「私達が帰国した後、少し食料品などの買いだめがあったと聞きましたが、実際は全くわかりません。」
私 「細山さん、試合したとは思えないようなきれいな顔でしたし、すぐ練習再開しましたし、ダメージなさそうですね。」
Y氏 「そりゃあ全くないとは言えませんが、ほぼノーダメージといってもいいでしょう。」
私 「試合翌日の夜のフライトで帰国ですよね。夜まで少しは観光なんかできたんですか?」
Y氏 「それが昼過ぎて、ホテルチェックアウトしてから行動したので、時間がありませんでした。でもタイマッサージは行けました。」
私 「それはよかったですね。試合後、ダメージあったらマッサージなんて痛くてできませんもんね。」
Y氏 「ノーダメージだったら行こうとは考えていましたが、まず無理だろうと思ってました。」
私 「タイといえばマッサージとタイ料理。タイ料理は?」
Y氏 「そちらは残念ながらタイムオーバーでした。バンコクの渋滞をナメてました。最後は空港までタクシー飛ばすはめになりました。」
私 「それは残念。」
Y氏 「悔しいんで、あれから毎日久米川でランチはタイ料理食べてます。」
移動するのに、いちいち渋滞はまって、気づいたらタイムリミットだったという。
バンコクの渋滞恐るべし。
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