2010年11月03日

信用できる人間を語る

 試合前は、いつも頭の中は水のことでいっぱい。


みんな減量の辛さを勘違いしている。

減量が何で辛いのかというと、食べなければいけないことだった。

食べる分を水飲むことに回せたらどんなに楽か。

とにかく水飲まないで食べることがどれほど辛いか。

減量初めて最初の1日や2日はまだいい。

日が経つにつれ、水分が体から無くなっていくにつれ、食べることが苦痛になってくる。

ただし練習はどんどんハードに追い込んでいくから、それと減量を両立させなければならない。

スピード、パワー、スタミナを落とさないように限界まで追い込んで練習をしながら、体重を落としていくには、方法は一つしかない。

飲まないで食べる。

正確には水分なしだと食べ物が喉通らないから、全く飲まないというわけじゃない。

減量中だからという理由で、スピード、パワー、スタミナが落ちて練習するなら試合なんかやる資格はない。

誰もが、「飲んだ方が動ける」とか言いたくなるし、そのうち本気でそう思い込むのはわかる。

でも、食べる方を減らして水分とるということは、もうその時点で自分に負けている。 無意識に甘えてる。

そして周りの人達に、「減量中で辛そう」 なんて思われた時点で終わってる。 無意識に甘えてる。

たいてい何やっても誰か他人への甘えが身に染みついてしまっていて、ほとんどはもう一生直らない。

この食べて飲まないという自分との戦いは、口で言うと安っぽく聞こえるけど、気が狂いそうになるぐらい想像を絶する本当の自分との戦いだ。

ここでその人の全て、ここ一番の時信用できる人間か、がわかる。





posted by kiuchi at 17:06| Comment(0) | ボクシングを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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