トリッキーなボディワークで、松本のコンビネーションをかわす。
松本も足を使って動き、的を絞らせない。
お互いディフェンステクニックを駆使して、攻撃に移る。
さすがにレベル高い。
坂井がやや強引に入って、ボディに強打を打ち込む。
距離が縮まると、松本も打ち合いに応じてスパーリングはヒートアップ。
最終3ラウンドは2人とも全開で、荒々しい打ち合いになった。
ガードを無視した打ち合いだけど、ちゃんと頭の位置を動かしながらパンチを出すから、あまりクリーンヒットはない。
そこはさすがだけど、ここで内側からショートパンチを打てれば展開は変わる。
熱いハイレベルの戦いは、互角の打ち合いのまま終わった。